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2015年8月24日 (月)

ちょうな

Dsc_4107

「ちょうな」という大工道具である。現在ではほとんど使用されない。
材木を削る道具であり、木材にまたがる体勢でこれを両手で持ち、あとずさりしながら足元に向かって振りおろして木を削り、表面を整えていく。(らしい)
慣れた職人さんだとリズミカルにヒョイヒョイとうろこ模様に似たカタチを規則的につくりだしていくそうだ。
昔、設計図面に木梁の表面仕上げとして「ちょうな仕上げ」と書いたことがあったが、「職人がいません」といわれて断念したことがある。使える宮大工がいたが数年前に引退したとのことだった。
その現場の大工さんが、丸ノコで代用した見本をつくってくれたが、やはり風合いが似て非なるものだったのであきらめた。
今回、ヘリテージマネージャーの講習で「ちょうな」の現物を見せてもらった。まだ伝統工法でつくられた文化財の修復などでは使用されるようだ。細々とではあるが、需要があれば供給もあるのだろう。
独特のカーブ形状の柄をしている。もともとは職人さんが山からいい枝ぶりの木を見つけてつくっていたのだろうが、この現物には値札が貼ってある。もしかしたら市販されているのだろうか?聞きのがしてしまった。

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