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2014年10月11日 (土)

デザイン室

Dsc_28442
著者:鈴木成一、2014年8月、㈱イーストプレス発行
このきわめてシンプルな表紙の本は装丁・ブックデザインの第一人者である鈴木さんの作品を集めたもの。
奥書によると、本書のタイトルは「デザイン室」となっている。著者が鈴木成一さん、ブックデザインは氏が主宰する「鈴木成一デザイン室」であり、三者をミックスした表題が中央に控えめにドンとあるだけのびっくりするような装丁だ。装丁家の本だからこそのスタイルだろう。
本書には約100冊ほどの鈴木さんのデザインした多彩な本がオールカラーで収録されている。毎回、手を変え品を変えブックデザインを追及している。いかに売れるか、読者の手に取ってもらえるか、本の内容を表現できるか、思考は逡巡する。
せめて自分の本くらいは悩まずにやりたいことをさっとやってみたい、という主旨なのだろうと推測したりもするが、やはり考えに考え抜いての結論がこれだったのだろう。よく見ると、タイトルの一番上と下「鈴」と「室」の字がすこしぼやけている。まさか印刷ミスや写真のミスではあるまい、なにか意図があってのことだろう。

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