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2014年9月 4日 (木)

老人ホーム現調

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M町に有料老人ホームを開業したいという相談があり、行ってみたら和風のりっぱな邸宅だった。ここを老人ホームにするに際し、用途変更の手続きをしてほしいという。

介護はこの地域での主要な産業に成長している。昼間のデイサービスに付随して、夜間に低料金で高齢者を預かる「宅老(たくろう)」なるサービスもあり、宿泊する宅老者を昼間のデイに送り込むことで成り立つビジネスモデルであるようだ。

つねに一定数の宅老者を抱えていることで昼間のデイの経営も安定することになる。その背景には介護付き老人ホームの不足や病院と介護の境界をいったりきたりせざるえない制度的な問題があるのだとおもう。

これまでは福祉や建築法規的にはあいまいにされていた宅老施設を有料老人ホームとして一律に行政的に取り込むことにしたようであり、100㎡を超える施設はすべて用途変更を必要とすることにしたらしい。ほとんどの宅老施設は中古住宅をそのまま、あるいは一定の改造を加えて利用している。

当然のことながら、建築法規的には、住宅より老人ホームの方が規制は厳しく、住宅では問われなかった消防設備はもちろん、避難や防火的に必要ないろいろな設備・施設が必要となる。それらを設計し法規的にクリアさせるのが用途変更という手続きである。

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