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2011年10月12日 (水)

疲れたときには宮本常一がいい

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あるくみるきく双書/「宮本常一とあるいた昭和の日本」田村善次郎・宮本千晴 監修、農山漁村文化協会発行、各\2800。

宮本常一が率いていた「日本観光文化研究所」という組織があった。そして、その月刊誌として『あるくみるきく』があったそうだ。幻の・・という冠詞がついているので、一般の書店や流通ルートにはのらない機関誌だったのかもしれない。その『あるくみるきく』を地域別、テーマ別に編したのが本書のシリーズであるという。

全部で25巻の予定であるようで、2011年8月の時点で半分ほどが既刊となっている。宮本氏とその仲間たちが自分の足で歩いた昭和の日本の全貌が豊富な写真やデータとともに記されている。厳しく貧しい暮らしだったのだろうが、真摯に実直に自分の手と足で生きた人たちの姿をみることができる。たかだた30~40年前の姿であるが「昭和は遠くになりにける」である。

なんとなく頭が疲弊して、何も読む気がしないというときには宮本常一(みやもと・つねいち)がいい。

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