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2011年6月12日 (日)

親和銀行大波止支店

長崎シリーズ第3弾。白井晟一氏の小作品。

201105145354

ここ数年、親和銀行の経営上のゴタゴタは新聞などで目にしていた。久しぶりに長崎に来て、この支店がどうなっているのか気になってのぞいてみたら、ちゃんと親和銀号大波止支店の名で健在であった。孤高の建築家・白井さんの作品は貴重なので、大切に使用されていてなによりである。

10数年前に見たときは、もっと殺風景なロケーションに位置するように記憶していたが、市街地の商業地の中にあった。記憶はあてにならないものだ。

資料によると1963年の竣工であるのでもうすぐ50年になろうとしている。「都市の喧騒のなかに静謐な場をつくっている」と資料にあるとおり、小品とはいえ、白井さんの哲学が凝縮された貴重な作品である。土曜日だったので、内部を拝見できなかったのが残念。

今回の長崎行きは、京都府建築士会の研修旅行に便乗したものだ。京都時代の恩師が誘ってくれた。H氏なるその恩師とは、なぜかウマが合い、酒癖がちょっと悪いところが共通でもあるせいか、現在でも交流が続いている。今回は軍艦島を一緒に訪問し、夜は居酒屋で旧交を温め、他の参加者と交流を深めた。

建築家を名乗っている以上、どんなに顰蹙を買ってでも見学には行くべきだ。行ってよかった。Hさんありがとうございました。京都府建築士会のみなさん、お世話になりました。

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