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2011年3月15日 (火)

ヴィラ市民会館

オノケンさんという建築家が鹿児島にいて、都城市民会館を引用した住宅を設計し、模型をつくっていることは知っていた。昨年末、このブログで紹介したオノケン氏の独立記念住宅模型展にもその作品が出展されていて、ネットを介して写真では見たのだが、残念ながら実物は見れてなかった。

先日、鹿屋で開催された「デザインマーケット」にて、ようやくその実物に接することができた。市民会館フリークのわたしとしては、ぜひ収録しておきたい作品である。

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これがその模型だ。おー!市民会館してるーー。

氏の説明によると、1階は店舗あるいは事務所を想定しているとのこと。ピロティごしのガラス張りの室内の奥に、野外ホールの緑の斜面が見えているのがウリのようでもあった。

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氏のブースには、氏が昨年開催した模型展の作品28ケが整然と並んでいた。すべて1/100のスケールであり、化粧品か何かの箱(上写真左にかすかに見えている青っぽい箱が積んであるもの)に収納する前提で作られていて、敷地は40坪程度までに限定されている。氏の在籍する鹿児島市内はそんな敷地がほとんどだろうからそれでいい。

この展覧会(デザインマーケットの一部)は、3月の5、6の2日間だけ鹿屋市内のリナシティ近くのシャッター商店街で行われたもので、すっかり活気の失われたシャッター街をデザインの力で盛り上げようという趣旨のイベントであるという。

わたしの訪問した初日だけで、見物客の数人からこの住宅を見て、「あっ、市民会館だ」とか「コレ、アレダ!」なんて声が聞こえてきたそうである。それも、どうみても建築の関係者ではなさそうなかたから。やはり市民会館の知名度というかインパクトはすごいものがあるようだ。

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これは、この会場の他のブースも含めた建築展のようす。鹿児島、宮崎、福岡の建築家10人ほどが出展している。反対側にはデザイン系やファッション系などの出展(店)が並んでいた。今回のデザインマーケットは、商店街の空き店舗10軒ほどを利用して、このように展覧会や工芸品、物産品、カフェなどが出店、出展されてました。いい催しです。これで4回目とのこと。来年もぜひ行きたいとおもわせる内容で、小さい催しながら充実していました。

それにしても、鹿屋の商店街のシャッター度はすごく高いものがあるようです。土曜の昼間に半分以上、2/3以上かも?の店が閉まっているとは。地方ほど厳しい現実があるようです。

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