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2011年2月14日 (月)

黒雲の下で卵をあたためる

2011020950662 小池昌代 著、2005年 岩波書店刊、2200円+税

2011020950652 小池昌代 著、1999年 書肆山田刊、2500円+税

小池さんは詩人だ。我が家には氏の詩集「もっとも官能的な部屋」がある。下の写真がそれである。わたしは詩にはあまり興味もないし、ほとんど詩集を読むこともないが、なぜそれが家にあるかというと、10年くらい前、なんとかという詩の賞を受賞し、朝日新聞の「ひと」欄に載った。そのときの顔写真がとても素敵だったからだ。

初々しい、かつ理知的な顔だった。とくに目がすばらしかったように記憶する。しっかりと前を見据えたその目にしびれて買ったようなものだ。T書店に行ったら、検索で調べてくれて、「この出版社の本は取り寄せられますが、前金です」と言われた(たぶん)。しびれていたわたしは前金を払って注文したのだった。

今回の本は詩集ではない。エッセイ集なのだとおもう。詩人の文章は言葉使いが新鮮だったり厳格だったりして、たまには読んでみるのもいい。

いろんな建築があるように、いろんな文章もある。「はじめに言葉ありき」だから、言葉そのものを扱う詩人は崇高な芸術家として尊敬されるのだろう。言葉は大切だ。建築だって言葉からうまれる。

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