« 休館して5年目に入った都城市民会館 | トップページ | 芸術闘争論 »

2011年1月30日 (日)

エアチューブゴール

新年早々、おもしろいものを見せてもらった。フットサルのゴールである。

201101135046

まず袋から取り出してひろげる。

201101135051

付属の空気入れのホースを取り付け、エアを送る。

201101135047

徐々にふくらんできて。

201101135050

はい、できあがり。ネットはエアチューブフレームに接着されているので手間がいらない。奥にある黒い部分がフレームを支え、転倒しにくくなっているようだ。ゴールの後に見えている黄色い袋がこのゴールを収納する袋であり、大型のボストンバックより一回りほど大きい。

201101135052

空気を抜くのが大変だろうとおもっていたら、抜くときはポンプを逆にセットして抜くのだという。あっという間にしぼんでふにゃふにゃになった。

お値段はひとつが3万円とすこし、だそうで、2つ必要なので7万円ほどになるようだ。でも、持ち運びに便利だし、組立てが容易で、さらにエアなので安全、怪我もしにくい。これはいい発明だと感心する。

フットサルだけでなく、海に持って行ってもいい遊び道具になりそうだが、値段が張るのでちょっともったいないか。

かように、エアチューブのフレームはけっこう強度があり、利便性が高い。建築にも応用できそうだ。「エアチューブ、建築」で検索をかけると、すぐにたくさんの事例が出てきた。いくつかクリックしてみると仮設のテントや簡易構築物であり、テントは実際に商用利用されている。そういえば、新聞でエア式のテントのメーカーの開発者の記事を見たこともある。

しかし、その嚆矢といえば、1970年の大阪万博の富士グループパビリオンだろう。記憶している人も多いとおもうが、巨大なエアチューブ(エアビームともいう)が束になってボールト状(かまぼこ)の大空間をつくりだしたユニークなものだ。これも仮設建築物には違いないが、実用例としてはもっとも大規模かつ古く、成功した事例だろう。

この富士パビリオンはすぐれた建築物として高い評価を受けている。設計者は村田豊さんという建築家だ。坂倉事務所で修行した後、コルビュジェの弟子になり、その後独立したという経歴である。たしか、岡本太郎の自宅(現在は記念館になっている)を設計(担当)したのも坂倉時代の村田さんだったように記憶する。それをたしかめようとおもってネットを検索していたら、ことしは岡本太郎の生誕100年であることを知った。

芸術はバクハツだ。建築は・・・・・だ。ダジャレで締めようとおもったが、いいネタが出てこない。

|

« 休館して5年目に入った都城市民会館 | トップページ | 芸術闘争論 »

コメント

確かに、坂倉時代の仕事のひとつとして、岡本太郎邸は村田豊が担当したようです。大阪万博時代以前より交流がありました。

投稿: 村田望 | 2014年8月13日 (水) 10時24分

この記事へのコメントは終了しました。

« 休館して5年目に入った都城市民会館 | トップページ | 芸術闘争論 »