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2011年1月11日 (火)

A-Zはやと店/巨大店舗

東九州道を国分から鹿児島方面へ向かうと、龍の彫り物のあるトンネルがある。そのちょっと手前の右手に、巨大な建物があるのが見える。これがA-Zであり、中身は巨大なスーパ―マーケットだ。

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とにかく広い。建物は間口が300メートルほど、奥行きが100メートルくらいだ。内部を一巡するだけで疲れてしまうほど。この広大な店舗には、ないものはないといくらい商品はなんでもある。いちばん奥のスペースには車も数十台並んでいて、食料品から車までなんでも買えるスーパーである。

最後の写真には、店内の大きさを示す表示が写っていて、そこには玄関まで210メートル、83メートルとある。かように、巨大さがこの店のウリなのである。

店内はスーパーマーケットとホームセンターが合体した内容になっていて、南九州でいうと、ハンズマンとニシムタ、サンキューをひとまとめにした内容と言えばわかりやすいだろう。

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こちらは鹿児島市内にあるOPSIAミスミという大型店。書店、スポーツ店など大型で専門性の高い店が複数入居していて、南九州一円から客を集めている。都城からも専門性を求めてやってくる人が多いという。都城には売ってない商品があるからだろう。

新年が明けてそうそうの4日、都城市の老舗デパート大丸が閉店した。都城も郊外に大型店が立地し、中心市街地の空洞化は進行中だが、今回のニュースはそれにとどめをさしたかのようである。

「商品力が低下した」と大丸の経営者は会見で語っていたが、たしかに消費者は欲しい商品があれば遠方まで足を伸ばすことはいとわない。都市間にも万有引力の法則は生きていて、大きな都市は大きな重力をもち、周囲の小さなまちから絶えず人を引き付けていて、交通の発達はさらにそれを助長する。都城は周囲の中小の街からつねに人を引き付けるが、さらに大きな鹿児島、宮崎市、はては福岡からはつねに引かれている。都市間の重力(経済力)と距離(交通)による数式が成り立っているようだ。

大丸は都城市にあって、かつてはその重力の中心として周囲から客を引き付ける存在だったが、モータリゼーション社会はその均衡を失わせ、商品力がないとあっという間にその位置が吹き飛ばされてしまう。

社会の変化は必然だし、成長の推進力でもあるので、それに合わせて付いていくしかない。ただ、消費者としておもうのは、わざわざ鹿児島まで行かなくとも、都城で欲しいものが買えればいいのだが、ということである。もっとも、たまには遠いところに行って買物をしたり食事をしたり、街並みを見たりすることは必要であるので、なにもかも一緒じゃつまらない。やはり個性が重要かな。

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