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2010年10月30日 (土)

花木の家/一年点検

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都城市山之口町に昨年竣工した花木の家を訪れてきた。竣工一年点検である。

久しぶりに訪れた住宅は、庭に芝が張られ、道沿いに植えられた木々もちょっと大きくなって元気そうだった。住まい手の家族も元気そうであり、なんでも、それまで咳をよく出していた小学生の子が、この家に引っ越してから咳をしなくなったとのこと。大空間と壁のケイソウ土がよかったのか、健康的にすごせていることを知らされ、設計者としてはうれしくおもった。

建築的にはとくに不具合はなく、大工さんが木架構をとめるボルトを締めてくれた。半年前にやはり点検で一回締めているので、今回はせいぜいボルト1~2回転というところ。一年たって、木もじゅうぶん乾燥し、落ち着いてきている。竣工してしばらくは収縮とひび割れが生ずるが、もうその音もしなくなったよし。

これで真夏と真冬の両方を体験したことになるが、冬場は想像以上に暖かったとのこと。夏場は、ことしの暑さは異常だったこともあり、やはり暑くてエアコンの効きが悪かった時期もあったようだが、風通しはいいつくりになっているので許容の範囲内だったことを祈っている。

網戸が一か所はずれやすくなっているという。網戸はきゃしゃにできているのでゆがみが生じやすい。さいきんは戸車をバネで押さえつけるようになっているのではずれにくくはなっているはずだが、フレームを固定するネジが甘くなっているのかもしれない。

床は杉フローリングの厚さ30ミリにしてある。その足ざわりの温かさが好評のようだ。ときに訪れる客人がとくにそんな印象を伝えてくれるとのことで、毎日生活している人はあたりまえになっているので気付かない。杉はやわらかくて四肢の負担も減るし、その比重の軽さは断熱性と温かみをもたらしてくれる。傷が付きやすいのが難点だが、それが気にならない人なら、住宅にはとても相性のいい床材だろう。フランクに生活できることは精神的にもとてもよい。

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