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2010年2月12日 (金)

武道の心で日常を生きる

2010011637742 宇城 憲治 著/サンマーク出版

名古屋の恩人から、空手家というか武道家の宇城さんという人物を教えてもらった。宮崎県の人だという。さっそくネットで調べてみたら、本も数冊出版しているようなので、図書館で探してかりてきた。

宇城氏は都城市の西北に位置する小林市の出身だ。空手の達人には違いないが、IT分野で世界的に活動する実業人でもあった。空手との出会いは宮崎大学に入学してからだという。その後、スポーツ空手から武道空手へとスタンスを移してその道を極め、現在は氏の主宰する道場の塾長であるようだが、幅ひろい分野でスポーツ選手を指導しているとある。

科学で理論的に説明できない力のはたらきが武道にはある。その証拠に筋トレや科学的なトレーニングをせずとも氏の肉体の力とスピードは一流選手を凌駕する。「木を見て森(山)を見ず」ではないが、たしかに人間や生命のはたらきは総合的なものだろう。科学の分野は局面的、部分的なものにしかすぎない。

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