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2009年12月14日 (月)

すずしろ日記/山口晃

2009121336112 山口晃 著/羽鳥書店/2009年7月刊/2500円 

クレヨンしんちゃん亡きあと、最高に笑えるマンガといえばこれだ。なんていったら作者に怒られるだろう。作者は売り出し中の画家であり、その細密かつユニークな作品はけっこう評価が高く、人気があるようだ。

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写真右上が氏の作品集であり、右下のものは東大界隈を氏が描いたやはり作品集だが、こちらは切り取って絵葉書になるようになっている。どちらも東京大学出版会の発行であり、作品集が2800円、東大界隈の方が1500円である。作品集は2004年に第1刷が出て、ことしですでに9刷に版を伸ばしていると「すずしろ」に書いてあった。画家の作品集としては異例のことだとおもう。それだけ人気があるのだろうが、こちらはマンガではなくちゃんとした画であるので念のため。

なぜか私はこの山口画伯とは「うま」が合うようで、作品集も界隈図集も自前で買ったものだ。展覧会の目録ならよく買うが、画家の作品集を買うということはほとんどないので、きわめて稀な例である。白状すると、作品集はわたしの奥さんへの誕生祝いに買ったので、所有権は奥さんにある。しかし、奥さんは画風が合わなかったのか、ほとんど興味を示さないのでいまはわたしの書棚に収まっている。

左下に映っている白くて薄い本が「すずしろ」の発表媒体である「UP」誌である。東京大学出版会の発行する月刊のPR誌であり、毎号10本程度収録されるアカデミックな文章の最後をこの「マンガ」?が締めくくる。なぜ「UP」がわが事務所にあるのかというと、学歴のないわたしが、はったりをかますために、あるいは怖いもの見たさで10年来取っているのであるが、かつては無料だった(送料を1年分数百円負担)ということも大きな理由である。また、毎年4月号に載る「東大教師が新入生にすすめる本」という企画を見て毎年本を数冊注文することにしているからでもある。出版不況のおり、UP誌は数年前から1冊105円となったが、送料はむこうが負担するので安いことにはかわらないのだが、今ではこの「すずしろ」を読むために取っているといっても過言ではない。

そのUP誌に2004年の4月から連載されている「すずしろ」が2009年の5月号まで50回分本書には収録されている。それと、「元祖すずしろ」という個展用に書かれたもの、大山崎編などいくつかのすずしろ関連の作品がプラスされている。こちらも売れ行きはいいようで、奥付をみると7月の初版から8月で第2刷となっている。やはり「すずしろ」の人気は高いようだ。もしかしたら、クレヨンしんちゃんやちびまるちゃんのように、アニメになって国民的人気マンガになる日が来るかも。そうなれば「すずしろ」の人気キャラであるカミさんもムハハだろうが、それはないか。

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