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2009年7月15日 (水)

可笑しな家

200907022888 黒崎敏/ビーチテラス 編著 2008.7二見書房 1900円+税

さすがに、世界はひろい。抱腹絶倒、支離滅裂、驚天動地そんな家ばかり60軒をあつめた本。おもわず笑いがこみあげてくる、タイトルにぴったりの家ばかりである。

日本代表は東京は西大久保に建つ「繭の家」と名付けられた白い丸っこい共同住宅。以前に建築雑誌で見たことがあったので、そんなに驚かなかった。日本のものはこれだけであり、あとは海外のものばかり。アメリカ、ヨーロッパ、アジアとほぼ全世界をカバーしている。

表紙ものは、ふたつの大きな巨岩にヤドカリのように寄生する。その正面のふたつの石がほっぺたみたいでユーモラスだが、正確には4つの巨岩に屋根と壁をほどこしたそうで、建築家の自邸だそうだ。

裏表紙のものは、ひとめで靴屋さんのものとわかる。靴店を営むアメリカの富豪が建築主だったらしい。竣工が1948年というから、戦後あるいは戦中から設計され施工されたものだ。建築主は建築家に靴を渡し、これをつくって欲しいと言ったとか。内部は5つのレベルをもつスキップフロア形式になっている。

ほとんどの家が、初見のものばかりで、痛快かつ爽快な気分で読んだというか見ることができた。人間の自由な発想に驚くばかりだ。

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