« ネットいじめの真実 | トップページ | 如庵 有楽苑 »

2008年9月24日 (水)

京都 詩仙堂

お彼岸をすぎ、名目上も実質上も秋になってきました。そこで、秋にふさわしい建物を紹介しておきます。

まずは、京都は洛北の一乗寺にある「詩仙堂」です。江戸初期の武将であり文人でもあった石川丈山の建立とされています。丈山は煎茶の祖ともいわれていて、安い煎茶をガブ飲みするわたしにも、多少の縁を感じさせてくれます。

Scan10005 Scan10003

左は詩仙堂にいたるアプロ-チ、右は詩仙堂内の庭です。きれいに掃き清められた庭に落ちる落ち葉と花びら、秋の風情と情緒を感じるにはもってこいです。

Scan10002 Scan10004 Scan10001

詩仙堂の名前は、36歌仙の額絵を掲げた「詩仙の間」があることに由来するそうだが、たぶん、内部は写真撮影禁止であったのだろう、手元には写真がない。その詩仙の間を中心に雁行した平面を覆う複雑な形状の屋根がかかっていて、この建物の特徴にもなっています(上の写真左と中央)。とくに、左の写真の望楼のような2階部は「嘯月楼」といい、その丸窓と角窓は詩仙堂を代表するデザインとなっています。

右の写真は境内(詩仙堂はお寺である)の美しい庭園内にある茶室風の別棟の小建物。写真には映っていないが、ススキの優美な曲線をびっしりと描いた内部の意匠が記憶に残っています。

なお、丈山の出身地である三河の安城には、丈山苑という広大な日本庭園が97年につくられていて、そのなかにこの詩仙堂をモチ-フにした詩仙閣という建物も建てられています。

|

« ネットいじめの真実 | トップページ | 如庵 有楽苑 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。