« 宮崎県の照葉樹林・徳蘇山系 | トップページ | 第4回竜一忌 »

2008年6月 5日 (木)

「島津の国宝と篤姫の時代展」

日曜の大河ドラマ「篤姫」が佳境に入ってきました。「うつけ」と噂されていた嫁ぎ先である将軍が、うつけのフリをしていたのだという設定に、オット!と興味をひかれたばかりのきょうこのごろ、本日ある人から、「島津の国宝と篤姫の時代」展覧会のチケットをいただきました。

この展覧会は数年前オ-プンした九州国立博物館で、ことしの7月12日から8月24日にかけて開催されるものです。開館以来、次々と大型で魅力的な展覧会を企画して、その存在を主張している同博物館の、またしてもタイムリ-な企画に拍手をおくりたいと考えます。

Scan10007  Scan10008

これがそのチラシです。戦国時代から雄藩として聞こえ、明治維新の原動力となる実力のあった薩摩藩だけに、すぐれた美術工芸品や古文書類をこんにちに残してくれてます。現在は東京大学史料編纂所が所持する莫大な資料から、選りすぐりの品を選んでの展覧会だそうで、期待できそうです。

ところで、ここからが本題なのですが、上のチラシの右側に見えている鎧(よろい)は、都城島津に縁のあるもので、重要文化財に指定されているものですが、所有者は都城市となっています。正確にいうと、市内在住の個人蔵なのですが、個人では貴重な文化財を管理することは困難ですので、市に寄託しているものなのだそうで、展覧会のチケットをわたしにくれた人物が、その所有者の縁戚にあたるとのことでした。そんなわけで、博物館からチケットが送付されたので、あなたは歴史好きみたいだからあげる、ということなのでした。

Scan100093

もうひとつ、上の「虎狩図屏風」も都城島津の伝来品です。こちらも上の鎧とおなじく今回の展覧会に出品されます。おそらく、こちらの品は、先年、都城島津の現当主である島津久厚氏が都城市に寄贈した千点に及ぶお宝に含まれていたものでしょう。したがって、現在の所有者は都城市であるはずです。都城に存在する貴重な宝が、今回の展覧会に2点も出品される(もしかしたら、もっとあるのかもしれませんが)ことは快挙です。南九州という、歴史的に全国でもっとも貧しい経済圏のひとつであり、そのまた貧しいシラス台地という地に位置する都城に、これだけの品が残されていることを誇りにおもわずにはいられません。

さいごに、現在、都城観光協会が都城島津のマスコットキャラクタ-のネ-ミングを募集していますので、その紹介をしておきます。昨今、すっかりマスコットキャラクタ-ばやりで、セント君やマント君がマスコミをにぎわせていて、またキャラクタ-かよと言いたくもなりますが、都城島津を象徴するいいネ-ミングができましたら、それはそれでいいことですので、フルって応募してください。詳しい内容は都城観光協会までお願いします。

Scan100092

|

« 宮崎県の照葉樹林・徳蘇山系 | トップページ | 第4回竜一忌 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。