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2008年3月10日 (月)

カルメン終了

都城シティオペラの10周年記念公演「カルメン」が終わった。当日はあいにくの天気であり、客の入りを心配したが、そんな杞憂を吹き飛ばす満杯の客。前日のリハ-サルではけっこう問題点を残していたのだが、本番ではそれらがすべて解消され、ほぼ満点の内容。メデタシ、メデタシであった。

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上の写真は前日のゲネプロ時のもの(さすがに本番の写真を撮るわけにはいきませんので)。カルメンは合計4幕からなる大作で、時間は3時間弱、今回の出演者は100人を超える。

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こちらは本番直前の客席とオ-ケストラピットのようす。あとはマエストロの登場を待つだけという期待感に包まれた場面です。

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これは本番公演終了直後の舞台上のようすです。盛大な喜び、開放感・達成感にあふれています。

カ-テンコ-ルの感激は、それを味わった人にしかわからないとおもいます。それくらいすばらしいものであり、言葉で説明できないものです。カクテルライトを全身に浴び、目が眩んで客席のようすはよくわかりませんが、満場の拍手と喝采に包まれながら舞台に立つことの興奮は病みつきになってとうぜんのものです。今回は、約120人ほどの出演者がその感激を味わいました。幸福な人たちといっていいでしょう。

オペラはたいへんです。演劇系の芸術の中でも、もっともたいへんな部類に入るとおもいます。もちろん、なんだってたいへんなのですが、オペラはそのかかわる人間、職種が多様です。出演者と演出、衣装、大道具、小道具などは通常の演劇とかわらないのでしょうか、オ-ケストラ、指揮者を必要とし、演劇と音楽とを融合させなければなりません。また、オペラはには華麗、豪華絢爛というイメ-ジがあり、観客のそんな期待を裏切らないスペクタル性も求められます。

そんなこんなで、とてもめんどくさい、たいへんお金と手間ひまのかかるオペラ公演を、10人ばかりのスタッフでやってのける都城シティオペラという市民団体はすごいとおもいます。とてつもないエネルギ-を必要とするはずですが、「魔法の笛」にはじまり「フィガロの結婚」そして「カルメン」これで本格的なオペラは3作目です。よくやるものだと感心します。さっそく、昨夜のテレビニュ-スでこの公演が取り上げられ、アナウンサ-氏が「このような本格的なオペラ公演を、市民団体が自主公演する例は全国的にもめずらしい」とコメントしていましたが、ほんとうにそのとおりだろうとおもいます。都城に、そんなエネルギ-と情熱、無鉄砲さを持った人達がいることをうれしく、頼もしくおもいます。

舞台終了後、公演を成功に導いた立役者である演出家の森さんと美術担当の大沢さんは、舞台の片付けに劇場や大道具のスタッフたちといっしょに体を動かしていました。この人たちは心底舞台人なんだと感心しました。そんな人たちとの出会い、エネルギ-の磁力と、カ-テンコ-ルの感激に惹かれ、わたしも公演のお手伝いをしているわけです。

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