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2008年2月26日 (火)

建築図書館

宮崎県は、大学の建築学科がない稀有な県です。もし、建築学科のある大学があれば、都城市民会館の解体・存続に関して、アカデミックな見地から適切な助言をしたことでしょう。そうすれば、貴重な建築文化遺産を、財政の効率化だけを理由に廃棄しようという野蛮なことはなかったでしょう。

さて、そんな地域性のなか、宮崎県内の建築家や関連する職種の人たちによる勉強会「竹の会」があります。地元の建築家である岩切平(いわきり・たいら)氏を中心として、1995年から宮崎市を地盤に発足し、月に1回のペ-スで例会(勉強会・講演)を重ねています。いい建築をつくりたい、いい建築とはなんぞや、そんなことをみんなでワイワイと考えています。

もうひとつ、竹の会の主要な活動に「建築図書館」の運営があり、竹の会事務所を兼ねて宮崎市の橘通りにあるビルの2階にありました。竹の会の会員や全国の建築家からの寄贈による建築専門書・約300冊を収蔵しています。大学の建築学科のない宮崎県にあって、建築専門書の集積により、建築文化の向上に寄与することを目的としています。その建築図書館がこのたび、橘通りから引越し、風光明媚な観光地。青島の「青島観光ホテル」1階のロビ-に移転しました。

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格子スクリ-ンにて区画された内部が建築図書館です。残念ながら常駐のスタッフがいないことと貴重な専門書の紛失をふせぐため、自由にどうぞというわけにはいかず、現在のところ毎週土曜日だけの開館です。ただ、観光ホテルの宿泊客で、興味のある人はフロントに申し出ればカギを空けてもらえますので、館内のテ-ブルにて閲覧することができます。また、竹の会の会員はいつでも閲覧できますので、興味のある方は会員まで申し出てみてください。

竹の会のホ-ムペ-ジはこちらです。竹の会

わたしも会員のひとりですので、連絡くだされば可能な限り便宜をはかりますが、都城在住なので、なかなか行けないのが残念です。専門書の寄贈も受けつけてますので、もし宮崎県の建築文化のために寄贈しようという方は、わたしか他の会員まで連絡ください。

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