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2008年2月 5日 (火)

「建築知識」1月号

設計事務所御用達の雑誌として、「建築知識」があります。「新建築」や「日経ア-キテクチャ-」などが建築関係の総合誌としてありますが、「建築知識」は設計の実務に役に立つ雑誌として、ほとんどの設計事務所が重宝しているに違いない雑誌です。

例えば、建築法規は数年ごとにちょくちょく改正されます。その改正を解説したり、難解な法規の構成をやさしく図解してくれたり、模型の作り方やプレゼンテ-ションのやり方を説明してくれたり、設計の実務や現場で、なにかと役に立つ情報を特集してくれるので、たいていの設計事務所の本棚には、置いてあるはずです。

わたしの事務所にも、100冊近くはあるようにおもいます。この世界に踏み出した数年間は、毎号欠かさず買っていました。たいへんお世話になっている雑誌のひとつです。

その「建築知識」が、めでたく50周年を迎えたそうです。ことしの1月号がその記念号であり、50と大書きされたにぎにぎしい表紙が、祝祭ム-ドを演じています。この号の特集は改正基準法であり、昨年の6月に改正なのか改悪なのかわからないほど議論の百出している事態が起きて混乱している建築基準法を解説する、タイムリ-な企画であったので購入しました。

その1月号の巻頭に、建築史家の大川三雄(日本大学)さんが、「日本の建築50年を振り返る」という記念企画を担当していました。そこには、1950年から80年代のモダニズム建築の年表と、それを解説する文章があり、もちろん、都城市民会館もその中に登場しています。

先に、「新建築」1月号に載った「市民会館秋祭り」の記事のことを書きましたので、もっとも読まれているもうひとつの建築専門誌である「建築知識」のことも書いておかないと片手落ちになるので紹介しておきます。

Scan10006 表紙です

Scan10005 Scan10004

上段の年表の1966年に「都城市民会館」があり、本文中にも菊竹清訓氏の60年代の話題作として会館の名前が登場しています。

この年表に登場するのは60ほどの建築です。いずれも、日本の戦後建築を語るに欠かせないものばかりです。そして、その約半数がDOCOMOMOにも選定されています。表中の、作品名の上部に青いマーキングがしてあるのがその建築物です。DOCOMOMOは1920年代からの建築と、工場やタワ-、地下鉄など多彩な守備範囲ではばひろく国内のすぐれた近代建築をピックアップしていますので、その選定は、より価値があるものと考えてもいいでしょう。

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