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2007年12月18日 (火)

豊田市美術館

いままで、全国の建築をそこそこ見て歩いたけど、「いちばん印象に残っているのは」と聞かれたら、やはり阪神淡路大地震後の神戸だろうか。その衝撃はすさまじかった。

それはそうだ、このエネルギ-は人間のものではない。では、個別の建築ではというと、まず思い浮かぶのが「豊田市美術館」(1995年)だろうか。

設計者は谷口吉生さん。この人は黙して語らずの代表ともいっていい建築家で、先になくなった黒川紀章氏を「饒舌」な建築家の代表格とすれば、谷口氏はその対極にある。本を出さない、コメントもあまりしない。「ぼくは設計をする人間だから、しゃべったり書いたりするのは止めようとおもっている。」すべては作品によってのみ語られる、というスタンスをとっている。そのスタイルはカッコよすぎるが、その作品だってカッコよすぎていて、わたしは豊田市美術館を見て、「かなわない」と心底おもった。もっとも、わたしは感動しやすい方なので、しょっちゅう「かなわない」とおもっているのだが、これまでで最上級のものだった。

1626265_img アプロ-チ横のスロ-プを上がると、池のあるテラスに出る。

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この外観だけで、一級の美術品だ。「ちりとてちん」じゃないけど、「底抜けに」うまい、きれい、絵になる。

内部も充実していて、巨大な現代美術の作品と張り合って一歩も譲らないし、かといってこれみよがしの空間にもしていない。これは2年前の展示だが、ヤノベケンジ氏の強大な「ジャイアントとらやん」が、気持ちよさそうに鎮座していた。

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隣接して茶室「童子苑」があり、これも谷口氏の仕事。和風だって一流の仕事をする。ここまでやられると、イヤミに感じられるほどだ。

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2年前にこの美術館を見たときは、おなじ建築家として打ちのめされた気分だったが、元来、忘れやすい性格なので、「いまに見ておれ、オレだって」という気は取り戻している。わたしとしては、ひとつひとつの仕事に誠実に向き合うしかないのだが、この心意気だけでもないよりはいいだろう。

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コメント

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投稿: スーパーコピー 時計 オメガ | 2019年4月17日 (水) 13時43分

ナカタさん専用のサッカ-リゾ-トパ-クをぜひ、沖縄につくらせてください。
和洋のティ-ハウス、コテ-ジ、レストラン、バ-を備えます。
「ちゅらちゅら」しましょう。

投稿: ブロ長 | 2007年12月20日 (木) 10時11分

ヒラカワ設計士さんの設計した茶室で、ゆっくりとお茶を飲んでみたいですな。またサッカードームでプレーしたいですな。そして、沖縄様式のシーザーハウスでオリオンビールを飲んでみたいですな。

投稿: ナカタ | 2007年12月19日 (水) 17時32分

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