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2007年10月 2日 (火)

まだまだ続く市民会館

9月27日の都城市議会は、市民会館の解体を含む補正予算案を可決しました。

保存を訴えるハガキ作戦を展開し、かなりの数の手紙やハガキが議員のもとに届けられたようですが、残念ながら与党の壁は厚かったようです。

しかし、解体または態度未定だった、少なくとも2人の議員が、会館の保存あるいは予算案への反対という意思表示を示してくれました。この運動の効果と推測されます。

また、わたしの周囲でも、会館を壊してはいけない、慌てて解体することはない、まだ議論は尽くされていないなどと、会館のことを前向きに考える意見がよく聞かれるようになってもきています。DOCOMOMO選や展覧会、シンポジウムなどにより、マスコミにいろいろと取り上げられた成果が、じわじわと出てきているようにも感じます。

そんな矢先、わたしのもとへ1通のメ-ルが届きました。内容は、「保存運動に参加したい」とうもので、「こういう運動には参加したことがなく、メ-ルをおくるだけでも緊張します」という添え書きもありました。わたしも、つい1年前は、このメ-ルをくれた青年とおなじで、おっかなびっくりの感じで「守る会」の集まりに顔を出していたものでした。わたしも、これまで「このような」運動に参加したことはなく、いまだに手探り、あるいは試行錯誤的な活動しかできていないのが実情であり、運動に関してはシロウトです。

ただ、これまでの体験を通して、運動は楽しくやることが必要だと考えます。そして、組織のための運動にならないように、あくまでも会館の保存が目的であり、みんなで楽しくやる運動が長続きするし、結果的によい結果をうむだろうとおもっています。

上意下達的な組織体も望みません。各人が自発的にアイデアを出し、それぞれが多彩に波状的にやる運動がベストです。そして、それぞれに協力できることをして楽しむ。ただ、好きなようにといっても、最低限のル-ルはあります。第一に、保存運動を体制批判に結び付けないということでしょう。わたしたちは市と市民の将来のために会館を保存したいと考えているわけであり、人とケンカすることが目的ではありません。第二に、人をあてにしないということです。やれることを考えて自分でやる。組織ができて、役員や幹部が決まると、なんとなく彼らがうまくリ-ドしてくれて、うまくやるだろうとまかせてしまいがちですが、そうすると、うまくいかないときに、そのことの不満を、彼らに抱くことになります。ひとの協力を求めることは重要ですが、あてにして、くだらない不満を抱くことは不幸なことです。そうなる前に、積極的に自分で動くことがいちばんです。

沖縄では11万人が歴史教科書をめぐって集まりました。全県民の10分の1という、すごい数です。都城の人口は17万人、その10分の1が1万7千人、これは無理としても、100分の1で1700人です。これなら可能な気がします。これだけの人間が保存を旗印に集まれば、かなりの効果がありそうですが、これまでの活動をとおして、人を集めることの難しさも痛感しています。

市民会館の周囲は約230メ-トルほど。ひとりを1メ-トルとして計算すると、230人集まれば、会館を人の輪で包囲できます。おもいきり手を伸ばして、ひとり1.5メ-トルで計算すると160人でもつくれます。このくらいなら、なんとかなる数字でしょうが、できるなら1000人規模で二重、三重に会館を囲む保存の輪を広げたいものです。

まだまだ会館の保存活動は続きます。明日は保存運動の会合があり、メ-ルをくれたUさんも参加してくれるとのこと。宮崎の美術家グル-プ「フラクタス」も、11月に市民会館関連のイベントを予定してくれています。まだまだこれからです。

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