« 南九州の文化と建築を考える会の申し入れ書 | トップページ | 熊野古道 »

2007年4月11日 (水)

南九州の文化と建築を考える会の申し入れ 市長と面会

先日、南九州の文化と建築を考える会が長峯市長に申し入れ書を提出したことを記載しました。さっそく、3月29日の読売新聞にこのことが掲載されました。また、3月27日付の宮崎日日新聞の投稿蘭に、白水さんという都城市在住の女性の市民会館の転用を訴える投稿が掲載されています。会館の保存活用を求めて、粘り強く活動を続ける人たちがいて、メディアの関心も高いようにおもいます。

さて、本日、「南九州の文化と建築を考える会」のメンバ-として、市長に面会し、あらためて会館の価値と保存活用を訴えてきました。3月26日の申し入れ書提出と同時に、面会をお願いしていたところ、年度末・始めの時期につき多忙のため、ようやく、本日面会が実現したものです。短い時間でしたが、都城の建築に関する3つの懸念事項を申入れ、市長の見解を聞いてきました。

※その後、このブログに記載した件でいろんな人から情報を得ましたので、以下の文章中に追記を書き加えておきます。※で囲んだ部分が4月19日の追記部です。※

1 都城島津邸の件

 先日、このブログでもこの問題をとりあげ、島津邸の屋敷を市が買い取ることを断念したように書きましたが、この件については現在、まだ市長は検討中とのことです。屋敷の周辺を含めた将来計画案を現在作成・検討中とのことであり、この屋敷が民間の手に渡り、マンションやス-パ-などになるのではという危惧は、まだ早いのかもしれません。

※たしかに、市は整備計画がまだできていないので買えないということだが、市長は島津さんと面談しており、島津家の実情を承知している。11年前に前の市長が約束した購入の検討引き伸ばしは、断ったことと実質的に同じである。検討中ということで時間稼ぎをして、島津家側がしびれを切らせて他に売却するのもやむなしとする、という「ずるい」市の戦略だ、という情報があります。また、こんな情報も耳にしました。当所、この方針を聞いた都城観光協会で、忌々しきこととして問題化しようという意見が上がったが、同協会の現会長(市内でも有数の企業・名家の直系)は、長峯市長の有力な応援者のひとりであり、市長の方針に反対しにくい状況である。※

2 南九州大学の移転にともなう新キャンパス構想について

 大学の移転にあたり、旧産経大学の本部棟を取り壊して新たな高層棟を建設する計画があると聞いています。大学移転の是非はともかく、まだ建設してまもない建物を取り壊して新校舎を建設することは時代の流れに逆行する、反環境的な行為ではないかと聞いたところ、本部棟の国会議事堂みたいな屋根飾りは撤去又は隠すらしいが、基本的に既存建物は利用し、不足する施設だけを新規に建設することになっている。とのことでした。わたしの心配は情報不足から来る杞憂だったようです。

※ある市会議員から、既存建物を壊さないという話や国会議事堂のような飾りだけを隠して使用するなどの話は聞いたことがない、12階建ての建物が建設される資料を示されており、再確認が必要である。というコメントが得られました。※

3 都城市民会館の解体を猶予し、運営したいとするNPO団体などに貸してくれないか。

 もちろん、本日の本題はこれです。2月に長峯市長は解体の方針を発表しました。ところが、市長はこれまで再三にわたり、会館を買ってくれるところがあったら売ってもいい、無償で運営するところがあればゆだねる。そんなコメントをしていると聞いています。昨年、「守る会」のメンバ-が市長を訪問し面談した際にも、同行した建築家の大薗氏がそのように聞いています。

 そこで、本日はあらためてそのことを確認してみました。「わたしたちに貸してください」と聞いたところ、はっきりとした返事は返ってきませんでしたが、現実的な提案があればまだ可能性はあるようなニュアンスを感じましたが、どうなのでしょうか。

※3月議会で、民間への賃貸や譲渡・売却について、議員からかなり食い下がった質問があったそうですが、市長の返答は、それは検討していない、解体の補正予算を組み今年度中に解体する。というものだったようです。※

 会館の価値をせいいっぱい訴え、「将来は世界遺産まで視野に入れることができる建物です。市が無理なら県にも協力を打診してはいかがですか」との質問には、「県はお金がない。県民の命をけずりかねないギリギリのところまで予算を切ってきている」とのこと。最後に、「友人としてあえて言うが、「安藤さんの次は長峯さん」という噂もある。業者との癒着の構造のなかで、貴重な会館の存続が左右されることは耐えられない」と聞いたところ、「一般競争入札で、どうやってわたしが裏金をもらえますか」と一笑に付した市長ですが、「これからはですね」という問いかけには、意味が通じてなかったのか、要領のいくこたえはありませんでした。

そんなこんなで15分の時間をオ-バ-し、20分以上かかったようですが、秘書が2度目の督促のノックをしたところで会談を終了しました。市長に直接会って自分たちの要求を訴えることは重要です。幸いなことに、まだ市長は保存派のわたしたちとの面会を受け入れてくれています。これからも、事情が許す限り、会館の価値と保存をせいいっぱい訴えていきたいとおもいます。みなさんも、市長に直接面会することを憚るむきがありましたら、そんな心配は無用です。どんどん市役所の4階市長室を訪れてください。ただし、市長は多忙につき、すぐ会えるとはかぎりませんが、その際はその場で面会の予約を取ることが可能です。気軽に訪問することをお勧めしますし、市長もそれを望んでいます。

|

« 南九州の文化と建築を考える会の申し入れ書 | トップページ | 熊野古道 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 南九州の文化と建築を考える会の申し入れ 市長と面会:

« 南九州の文化と建築を考える会の申し入れ書 | トップページ | 熊野古道 »