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2007年3月17日 (土)

権兵衛さんのふるさと

18585752_img_1 三重県紀北町にて

♪ゴンベさんが種まきゃカラすがほじくる♪。そんな歌があります。みなさん一度くらいは聞いたことがあるとおもいますが、そのゴンベ(権兵衛)さんのふるさとを訪問してきました。

先日、所用で三重県をたずねました。四日市から南下し、伊勢のまだ先に海山(みやま)というまちがあり、現在は合併により紀北町となっています。ここに「道の駅・海山」があるのですが、この駐車場で車を降りると、目の前に生コン工場のような大きなプラントがあり、その建物に「種まき権兵衛の里」とデカデカ書いてあるのです。

同行の地元の人に聞いてみたところ、「カラスがほじくるのゴンベさんはここで生まれたらしいんですよ」とのこと。誰にでもふるさとはあります。ゴンベさんだってふるさとがあってとうぜんですが、おもいもかけず、おもいもよらないところでゴンベさんの消息を知り、ほのぼのとした気持ちになりました。

わたしは現在45歳ですが、40歳まで青年会議所に所属していました。いわゆるJCというやつです。都会ではそこそこの名士か金持ちしか入れないと聞いたことがありますが、さいわいなことに、田舎では貧乏人でもその意思があれば入れますので、わたしのような駆け出しの設計屋でもちょっとだけ在籍したわけです。

JCは40歳で定年です。卒業しなければなりません。その後はシニアクラブというOB団体に移籍します(任意で)。そのシニアクラブに入るにあたって、お披露目に「シニアパ-ティ」という年に一回の懇親会でなにか余興をする慣習がこの都城にはありまして、わたしたちも5年前にその洗礼を受けたのです。

JCというのは、2代目、3代目のボンか自営業者が多いものですから、けっこう遊び人の芸達者がそろています。セミプロ的な余興を披露する年度組もあるのですが、なぜか昭和36年組にはあまり芸達者がいなく、唯一、俺はもと合唱団にいたとがある、ピアノも弾けるという「イナバウダ-」氏の指導のもと、総勢11人でにわか合唱隊をつくってパ-ティに臨みました。黒いス-ツに紙製の蝶ネクタイというユニフォ-ムで舞台に立ったわけですが、そのとき歌ったのが「ゴンベが種まきゃカラスがほじくる」でした。5年前のあの晴れ舞台を、ひょうんなところで思い出させてくれました。こんな出会いがあるところが旅のよさです。

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