2019年2月18日 (月)

公開質問状への回答書

先日、南九州の文化と建築を考える会が提出した公開質問状に対する回答書が、2月18日付けで都城市役所 総合政策部より出されましたので収録しておきます。

JPEGデータとPDFデータで収録します。PDFは一部文字化けがあるようですが申し訳ありません。
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※このpdf文書は、見やすくするため、市の回答書をいったんパソコンに取り込み、ワープロデータに変換したものをpdf化してあります。
そのため、一部文字化けが発生しました。チェック・修正したつもりですが、文字の誤植は本来の市の回答書とは関係ありません。こちらの修正漏れです。
 

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2019年2月13日 (水)

各紙の報道より

昨日のイコモスレター提出と鰺坂教授の記者発表を受けての各紙の報道をまとめておきます

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朝日新聞 2019年2月13日
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宮崎日日新聞 2019年2月13日
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毎日新聞 2019年2月13日
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読売新聞 2019年2月13日

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2019年2月12日 (火)

イコモスからのメッセージ2

イコモス・ICOMOS(国際記念物遺産会議)から再度、都城市民会館の解体危機に関する警告メッセージ文が提出されました。

先回は池田都城市長あてに出されましたが、今回はそれに加えて柴山文部科学省大臣、宮田文化庁長官、河野宮崎県知事、榎都城市議会議長が追加され、計5者に対して文書を出すということに。
世界遺産ともなると、一市長の判断にゆだねるには問題が大きすぎるということだろう。国・県にもこの問題を共有してほしいということか。
イコモスは文化遺産に関する国際的な専門機関であり、ユネスコの世界遺産の登録に際しては、ユネスコがイコモスに諮問するなど大きな影響力をもつ。
なお、国際イコモスの会長は河野さんという日本人であるようだ。
今回出された文書は、イコモス内の20世紀遺産に関する国際学術委員会(ISC20c)委員長ガニー・ハーボェ氏との連名での提出になっている。
今回発表された英文の文書を収録しておきます。
夕方のテレビニュースでは県庁で記者発表するイコモス委員の鰺坂(鹿児島大学教授)さんの姿と、会館の状況などが大きく扱われていた。NHKの他、UMK、MRTでも報道された。

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2019年2月 6日 (水)

各紙の記事 2019年2月6日

先日の池田市長の記者発表を受け、翌日の各紙に市民会館解体を伝える記事が載った。

以下に収録しておきます。
どの記事がどの新聞か不明なものがあります。一部記事が切れているものもあります。
後日、きちんと整理したいと思います。
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紙 不明 2月6日
 
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紙 不明 2月6日
 
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毎日新聞 2月6日
 

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2019年2月 4日 (月)

イコモスから都城市長への手紙

2019年2月4日付けでイコモス・ICOMOS(国際記念物遺産会議)から池田都城市長あてに、都城市民会館の保存を求めるメッセージが発せられました。

池田都城市長は翌日(5日)の定例記者発表において、都城市民会館の解体の方針を発表する予定であり、そのことに対するメッセージの発現としての措置です。
その英文と日本文を収録します

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都城市民会館に関する公開質問状 提出

都城市民会館を取り巻く状況が厳しくなってきた。

日本建築学会は、民間による会館の活用提案を模索しており、都城市との取り決めでその締切が1月31日となっている。市はそれまでに具体的な提案がなければ解体やむなしという強固な意志を一貫して示している。
先日、その締切が来たのだが、情報では実現可能な具体的な提案はまとまらなかったらしい。
都城市民会館は世界遺産の候補ともされているこの地のかけがえのない文化遺産であるにもかかわらず、昨年、南九州大学が20年間の借用契約を中途で破棄し、返還の申し出をして以来、都城市は12年前の解体の決議を原点とするという意味不明な論理で一気に解決しようとしているが、わたしはそれには絶対的に反対する立場だ。
12年前の決議は、新しい音楽ホールができ、築40年の市民会館の今後をどう考えるのかということが論点であった。
それから12年が過ぎた現在、市民会館はすでに築50年を過ぎ、登録こそされていないが、立派な文化財である。20世紀の建築文化遺産としての価値は、12年前よりはるかに高い次元で認められている。
12年前に大学に20年間無償で貸与するためアスベストを除去する予算を可決し、新たな利活用を決めた時点が戻るべき原点であろう。もっといえば、50数年前、市民のためのホールが欲しいという切実な願いを込めて建設を決めた時点を原点にすればいい。
日本建築学会では、今回の改修計画をまとめるにあたり、建設当時の構造計算をもとにした詳細な構造適検討をしており、それによると大規模な耐震改修も不要であるとのこと。
そもそも、専門的な音楽ホールは新しい文化ホールがあるのであるからそこを要求する必要もなく、市民が気軽に利用できる集会交流施設・社会教育施設に転用すれば、解体に要するとされる数億円の費用でも充分に改修利活用が可能である。そうすれば、本来の意味での「市民会館」になるだろう。
そもそも、昨年の市民4000人を対象にしたアンケートでは、解体派が83%という数字が喧伝されているが、実際の有効数は1150人であり3割にも満たない。アンケートの結果を報道する際は、「アンケートで市民4千人のうち1150人が解体と答えた」と言って欲しい。
実際は市民の大多数はこの問題に無関心であり、どうでもいいのである。市民の多くは、仕事と子育て、両親の介護に追われてそれどころではないのだ。
文化のことは長期的な視点に立ち、行政が責任をもって判断すればいい。そのために税金と行政がある。行政マンは市民を文化的にミスリードしないように、旅に出て見聞をひろめ、たまにはコンサートや美術鑑賞をするなど文化度を高めるためにこそ、その報酬が決められ、支払われている。
だいたい、アンケートの添付資料には保存改修に40数億円かかるとかコンクリートの劣化が激しいとかマイナスの要素がちりばめられているし(会館の建築的価値を示す資料も部分的にはある)、12年前の解体83%のアンケート結果と解体の決議の歴史とともに、市の基本的な考え方として、「解体すべきである」とはっきりうたっている。
こんな恣意的とも言えるアンケートにおいて、3割未満の人しか解体と回答しなかったことの方が驚きであると言えるのかもしれない。
劣化のことに関していうと、築50年のコンクリート造建築がある程度劣化しない方がおかしい。中性化は確実に浸透していく。鉄筋の暴露は一般的にはあって当然である。アンケート添付の資料に、劣化を示す証拠写真のひとつとして扇の要のコンクリート部分に苔が発生している写真が載せてあるが、これは劣化とはまったく関係ない次元であり、市のメンテナンスの放棄(昨年までは大学の管理かもしれないが、それ以前からこの部分は植物が生えていた)を示しているにすぎない。市民の貴重な資産を適切なメンテナンスなしで劣化させておいて、なんと思っているのか。
むしろ、わたしは会館のコンクリートは密実で良質な施工の部類であるとおもう。当時は生コン車がなく、現場でプラントを組んでコンクリートを製造・打設していたので、コンクリート自体は現在よりはるかに良質であるに違いない。タイルも貼ってないローコスト仕様であるので、ほとんどの建築で問題となっているタイル剥落の危険性もなく、部分的に補修すればまだ十分耐用可能である。
そんなこんなで、わたしは世界遺産候補を壊そうとする市の姿勢に大きな疑問を持っていますので、仲間とともに本日、市に公開質問状を提出し、NHKの取材を受けてきました。
以下に収録します。
昨年12月のシンポジウムで山名先生が示した世界遺産「メタボリズム建築群」のスケジュール案も併せて添付します。

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2019年1月20日 (日)

村松伸さん都城へ

2019年1月19日

総合地球環境学研究所教授の村松伸さんが都城に来訪。

都城市民会館を見学、その後地元の保存関係者と意見交換。

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2019年1月14日 (月)

ひむかヘリテージ機構 特別講習会

2019年1月14日

宮崎市熊野の総合運動公園に隣接してある青島青少年自然の家にて、講習会が開催されました。
メニューは
第1部 「宮崎県の現代建築について」川越祐子、山名善之
第2部 「都城市民会館 これまでの経緯と現在」ヒラカワヤスミ、林田義伸
第3部 「世界遺産となった現代建築」山名善之
第3部の山名氏の講演では、都城市民会館を世界遺産にする計画の発表が行われた。(昨年12月16日に都城市で開催された建築学会主催のシンポジウムと同じ内容)
翌日に発行されたこの講習会の新聞記事です「毎日新聞0115.pdf」をダウンロード

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2018年12月16日 (日)

再生活用をめざすシンポジウム「市民会館を未来へつなぐ」Part2

Cimg23382 Cimg23402 Cimg24002 写真撮影:白水さん

2018年12月16日

Mallmall未来創造ステーション会議室にてシンポジウムが開催されました。
主催:日本建築学会
解説:古谷誠章(日本建築学会会長・早稲田大学教授)
講演:山名善之(東京理科大学教授)
    「世界遺産となった近現代建築」
山名さんはコルビュジェの建築群の世界遺産登録に尽力された人で、近現代建築物の世界遺産登録に関する第一人者です。
この日の講演にて、都城市民会館を含むメタボリズム建築群を世界遺産に登録する計画の行程が発表され、2028年の登録をめざします。

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2018年11月24日 (土)

再生活用をめざすシンポジウム「市民会館を未来へつなぐ」Part1

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2018年11月24日

都城市総合福祉会館2階会議室にて開催されました。
解説:古谷誠章(日本建築学会会長・早稲田大学教授)
講演:青木茂「リファイン建築・建築はよみがえる」
講演:遠藤勝勧「都城市民会館の設計」

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2017年12月31日 (日)

m町のアパート 上棟

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m町の木造アパート、現場は建て方がすすみ、年末の晴天の一日、ぶじに上棟を迎えた。
今回はネダレス合板のさね付を採用したので、1Fを建ててから床板貼りを済ませ、再度クレーンを呼んで2F部を組むという工法となり、土台敷きから約1週間かけて上棟となった。
菓子や餅を捲く建築主の晴れやかな顔を見れるのがうれしい。
人生のハレの日に立ち会えるので、つくづくいい職業だとおもう。

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2017年12月27日 (水)

山頭火 句碑/末吉町

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曽於市末吉町にある山頭火の句碑。平成7年の建立。
先日、庄内町の新たに建てられた句碑のことを記したら、ある人からこの句碑のことを教えてもらったので、さっそく見に行ってみる。
山頭火の記録によると、昭和5年の行乞の旅の際、10月に志布志から岩川経由で汽車で末吉に降りたち、その足で周囲を行乞したと日記にある。
「年とれば 故郷こいしい つくつくぼうし」と刻まれている。この地で詠んだ句である。
現在は廃線となった旧志布志線の末吉駅舎前にこの句碑はあり、場所的にもふさわしい。
刻まれている石も自然石そのままであり、山頭火によりふさわしいように感じる。

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2017年12月24日 (日)

y町プロジェクト 内装工事中

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y町のプロジェクト。法的な監理を担当している物件。
木造二階建ての寮施設であるので、ユニットバスの上部にわざわざ石膏ボードを貼ったり(県条例による)、防火上主要間仕切りが発生するので石膏ボード二重貼りの壁をつくったりとなにかと法規的な規制がかかるので、監理も気を使う。
現場の進捗に合わせて、足しげく写真を撮りにいく。

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2017年12月22日 (金)

w町の事務所 縄張り

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w町の現場。60坪ほどの事務所が建つ予定。
当事務所は強力という立場でかかわっている。
2年越しの設計であったが、ようやく着工の運びとなった。
けっこう力の入ったデザインであり、うれしからずやといったところ。

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2017年12月17日 (日)

銀鏡(しろみ)神楽

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宮崎県西都市の山深い地区 銀鏡(しろみ) ここに代々伝わる神楽があり、高千穂、椎葉にならぶ宮崎県の三大神楽とも言われ、昭和52年に国の重要無形民俗文化財に指定されてもいる。
民俗的な特徴をよく伝えている神楽とも言われるし、その祭壇に並ぶ猪の生首が取りあげられたりもする。
毎年、12月12日~16日が当銀鏡神社の大祭であり、その一部として14日の夜から神楽が夜を徹して奉納される。
夜8時に第一番がはじまり、計33番まで順次奉納されるのだが、朝の9時頃に8人の子どもも参加する第30番が終わり、第31番は鎮守(くりおろし)といい、祭壇の上から吊るされたロープをしまう所作を演技にしている。
これが終了すると祭壇を撤去し、いったん氏子たちは食事に入り、神楽は昼まで休憩となる。
食事のあと、場所を神楽殿からちょっと離れた小高い場所にある本殿へ移し、本殿祭という儀式を行う。
そして、それが終了してから神楽殿に戻り、いよいよクライマックスともいうべき第32番「シシトギリ」を舞う。これは、舞うというよりも狂言であり、漁師のかっこうをした老夫婦役のふたりと、行司役の白装束の氏子との三人で演じられ、エロチックな内容を含んだ掛け合い芝居だ。神楽殿には祭壇し使用したシバを積み、山と見立てて猪狩りの所作をする内容である。
老夫婦がめでたく狩りをおえ退場すると、こんどは三人の白装束の男たちがさい銭箱をかついで境内を一周する。これが第33番「神送り」であり、三人が社務所に入ると同時に、正装し神屋にいた氏子全員が膳をもち一列に並んで社務所に消えて行く。
これで一晩中そして翌日の昼過ぎまで続いた神楽はすべて終了となる。
すばらしい神楽だ。

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2017年12月14日 (木)

nプロジェクト スプリンクラー工事

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ことしの3月に増築した施設であるが、その後、補助金を申請してスプリンクラー工事を実施することになり、このたび消防検査が終了し引渡となった。
昨年も老人ホームにスプリンクラーを取り付ける工事を担当したので、二年続けてのスプリンクラー工事をすることに。
消防法の改正により、小規模な施設もスプリンクラーが義務付けられるようになった。ただし3年ほどの猶予期間が設けてあったが、来年あたりから猶予が切れ、全て適用になる予定だ。
小規模施設には資金力が乏しいので、行政は補助金を用意してくれるのだが、たぶん、ことしでそれも最後であろう。

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2017年12月11日 (月)

m邸 造園工事

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15年ほども前に当事務所で設計した住宅の庭園の改修がほぼ終了した。
流されて薄くなっていた砂利の下に防草シートを敷き、白っぽい砂利を敷きつめた。
雨落としは目詰まりにより排水が弱くなっていたようなので新たに集水パイプを挿入し、砂利を取り替えた。表面はナチ黒の磨いたもの8分と素地1寸を半々の割合で混合して敷きつめた。
庭に組んであった井戸状の石組には砂利を入れ、上部に伊勢のごろた石を載せ景をつくってみる。
傷みとコケの目立った犬走りのタタキ部分は土を撤去し、かわりに砂利を敷き、表面はナチ黒砂利の素地3分を敷き詰める。庭の白石と対照的に、雨落としと犬走りとが締まってみえる。雨が降って濡れると、石が黒く艶っぽい表情となるのがいい景色になる。
ガレージから庭へのアプローチとなる丸い飛び石は、撤去して玄関に移し、庭にある自然石で敷き石を組む予定だったが、歩行に適した平たい石が少なく、歩行につまづく危険があるとの施工者の意見を取り入れ、飛び石はそのままに、その周囲を補完するように丸石を埋めてもらったのだが、予想よりいい調子になったように感じる。
客座敷に面した坪庭は、現在敷かれていたびり砂利を撤去し、白っぽい3分ほどの砕石を敷き詰め、ツクバイまわりの玉石を洗い、流れ留めの焼杉丸太を新たにした。
玄関廻りはリュウノヒゲなどの小植栽をすべて撤去し、「さくら石」という名の赤と白の混合した石を敷く。シンプルにはなったが、あまりにすっきりしすぎて、こちらは石か何かを置くように現在宿題となってのこっている。

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2017年12月 7日 (木)

末吉 住吉神社と流鏑馬

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曽於市末吉町にある由緒ある神社 住吉神社と流鏑馬神事
毎年11月の末に流鏑馬が行われ、大勢の観客を集めているようだ。
ことしは、男女ふたりの射手が各3回づつの流鏑馬を奉納した。
参道の鳥居下からスタートし、約300mほどの直線の馬場を走りながら3つの的を射抜いていく。木製の四角い的の中央にはビニール袋に紙吹雪が仕込んであり、中央を射抜くと紙吹雪が舞う仕掛け。
最後の写真は流鏑馬の矢であり、先端はかぶら型の木製となっているので、人体に刺さることはなさそうだ。
疾走する姿をまじかで見ることができるので、かなりの迫力だ。

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2017年12月 4日 (月)

「南九州の現代作家たち」展 終了

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都城市立美術館が10年ごとに開催する企画美術展「南九州の現代作家たち」メーッセージ2017展が12月3日で終了した。
20年前の1997年からはじまり、今回で3回目となる同館注力の企画であり、ことしも南九州にゆかりのある多彩な作家がそろった。
内外から関心の高い展覧会になっているとおもう。
上の写真ふたつは戸高千世子さんの作品。この日はわりと強風だったので、勢いよく回転・うごくさまはシラサギのダンスを見ているかのよう。
地図は空想地図ニスト 今和泉さんの作品の一部。平川町・平川駅などが載っているのでうれしくなって撮った。
最後の二枚は数式を美に変換する美術家・早川直己さんのもの。壁面3面を巨大なスクリーンとしたプロジェクション映像を、イスに座って鑑賞すると、映像の音楽とシンクロした鼓動が伝わるようになっている。
次はまたしても10年後か?
せめてトリエンナーレ(3年)といかずとも、5年くらいになれば・・・

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2017年11月29日 (水)

s町のこども園

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幼稚園・保育園というカテゴリーに分かれていた幼児の世界が、近年、認定こども園という分類が加わり、複雑にあるいはシンプルになろうとしているようだ。
建築の世界では、そのカテゴライズの過程で「認定こども園」に認定されるための施設基準に適合させるための整備事業が進行しているようだ。
この幼稚園もその一環で、来春からのこども園への移行を予定している。そのため不足する保育室やら何やらを増築する話がことしの夏ごろからあった。
当初は、知り合いの事務所を中心に、当方も参画してゆっくりと計画する予定だったのだが、いつの間にか来春までの竣工ということになり、増築計画も二転三転。
園側も行政も過渡期につき混乱・バタバタしているようだ。
そして、いつのまにか当事務所がメインで仕事をすすめることになったりもしたのだが、増築のボリュームは当初の予定よりかなり縮小されることになり、現在、基本計画をまとめ、詳細設計にかかったところ。
あわただしい年末になりそうだ。

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