天草建築ツアー
GWを利用して天草方面に行き、建築をいくつか見てきた。
不知火町の図書館。設計・北川原温、1999年。もともとは不知火町だったが、現在は宇城市となっている。できた当時に見学したことがあったが、現在でもアルミのルーバーがピカピカしていた。写真では見づらいが、ルーバーの一部はパンチングメタルとなっていて、通風と採光、視線に配慮してある。
おなじみの三角町のピラミッド。ここも現在は宇城市の一部になっている。葉さんの出世作のようなものであり、数回目の訪問であったが、悲しいかな、現在は閉鎖され、使用されていないようだ。フェリーじたいはまだ運航しているようだったが、どうなっているのだろう。合理化だろうか。設計・葉祥栄、1990年。
海のピラミッドのすぐ近くにある漁業権取締事務所。密猟などを摘発する県の組織であるようだ。設計・小林健治、1998年。熊本はアートポリスの県であり、公共建築はアートポリスを通じて著名又は才能ある若手の建築家に設計が委ねられることが多く、それを見学に建築家や学生がツアーにやってくる。この建物もアートポリスでつくられたものだ。中庭を介して複雑なカタチで構成された平屋の事務所である。主体構造は木造であり(エントランスの門はRC)、事務所のうしろに取り調べ室と畳敷きの広間、駐車場・倉庫が延びている。
天草工業高校実習棟と体育館。設計・室伏次郎、1997年。天草上島と下島をつなぐループ橋の下島側に降りた正面にある。内部は拝見してないのでよくわからないが、パンチングされた工業製品の庇が通路側のファサードを覆いスタイルをつくっている。
苓北町民ホール。座席数200程の小規模なホールと集会が納まったコンパクトな建築だが、そのカタチはダイナミックである。設計・阿部仁史、2002年。サッシ部は鉄骨かと想像していたのだが、木造のようだった。コールタールで黒く着色してあるのでよくわからないが、たたいてみた感じではたぶんそうだろうとおもう。2003年度の建築学会賞を受賞している。いい建築だとおもう。
ループ橋を渡るしばらく前から、瀬戸の対岸に大きくてツートンカラーのモダンぽい建築が見えていて、何だろうと気になっていたら、本渡中学校の体育館だった。まだまあたらしい学校であり、できたばかりのようである。この中学校に限らず、天草地方の学校は充実しているような気がした。校舎はもちろん、グラウンドも広く充実しているところがまま見受けられた。さいしょの2枚は体育館。広くて天井の高いグレードの高い体育館である。
番外編。道の駅有明「リップルランド」とタコのモニュメント。うねうね屋根の上に見えるのは温泉棟。壺に入ったタコのモニュメントはFRP製であった。残念ながら名物らしいタコ焼きは売り切れで食せなかった。
道の駅は夜になるとキャンピングカーやワゴン車が続々とやってきて車中泊の場所となる。なかでも、この道の駅は温泉もあるし虫もいないとかで、車中泊、テント泊の名所らしい。連休ということもあり、夕方になるとライダーが店じまいした店舗の軒先にテントを早速設営している。道の駅はトイレもあるし車中泊の同好の志が集うので安心でもある。











































































































最近のコメント